ゴーヤ泡盛の野毛日記

一菜

「一菜」はブリーズベイホテルと吉野家の間の通りに出来た居酒屋。
料亭かとみまごう造りは野毛らしからぬ雰囲気だ。
扉を開けるとふんわりとジャズの音色に包まれた。
カウンター７席。テーブル席５席。
19坪だというが意外に奥行きがあり、ぐっと広さを感じる。
カウンターに座り、まずは生ビールを頂く。
ビールはハートランドを選んだ。
お通しは鮪の角煮。
食べ物のメニューはこちらにと差し出されたのは巻物である。
するすると紐解けば、手仕込み燻菜、お造り、旬菜、冷製、揚げ、焼き、肴、〆の菜（ご飯もの）と並ぶ。
カウンターの対面にある壁面には足元から天井まで整然と並ぶボトル。
最初のお客さんだからとマイ箸を作ってくれた。
ビールから焼酎に切り替える。
美し（うまし）里。柔らかな味わいだ。
刺身はわらさを選んだ。天然ものだという。
旨い肴に旨い酒。これが幸せの構図。

(2006.7.17)